広範な専門性と対人関係能力を磨き
企業活動を内側から支える人材に

現在は事業部の業績管理を担当しています。事業部がより良い方向に進んでいけるような情報提供や提案を行ったり、従業員がイキイキと働ける環境・組織づくりに取り組むなど、企業活動を内側から支えるのが仕事です。大切にしているのは、私自身一人の従業員として現場の声に耳を傾け、現場に寄り添った施策を考えること。そのためには広範な専門性とともに対人関係能力が欠かせません。データ分析などを駆使し、再現性、客観性をもって主張すること、自分の周りだけでなく事業部や会社、時には社会にまで視野を広げて最適は何かを考え、行動することが求められます。

仲間と激論を交わし、意見をまとめる中で学んだ
物事を柔軟に捉え、相手を受け入れる大切さ

学生時代で印象に残っているのは、ゼミナール活動です。福井県若狭町の住民満足度アンケート分析やバーチャル株式投資を通じた学生向け金融・経済学習コンテストへの参加など、様々な実践的な学びに挑戦しました。ゼミナールの仲間と時に激論を交わし、意見をまとめる過程で、物事を柔軟に捉えられるようになったと感じています。積極的に意見を述べることと同様に、相手の意見も受け止める大切さを知りました。こうした経験が、周囲の人を助け、事業を円滑に進めるための支えになる今の仕事につながっています。

全国・世界から集まる学生との出会いと
充実なカリキュラムのもとで得た幅広い学びが財産

全国、さらに世界各地から学生が集まり、多様な個性を持った友達ができるところが立命館大学の魅力の一つです。また充実したカリキュラム・設備のもと、幅広い学びを得られたことも良かったと思っています。経営学に関わる学びだけでなく、組織マネジメントの授業や簿記講座など専門資格を取得するための講座を受けるなど、様々な知識を身につけたことが、現在も日々の支えになっています。