大学・学部紹介
大学の特長
1 「学び」や「経験」の選択肢が豊富
- 社会科学・人文科学・自然科学に跨る16の学部、21の研究科をもつ総合大学です。学びの関心や目的もさまざまな学生が集まっています。学部ごとの学びに加え、たとえば教養科目の授業では多様な学部、学年の学生が交じり合って学びます。また、研究、留学、インターンシップ、資格取得、約400団体のクラブ・サークルなど正課外の活動内容も多様です。だからこそ、互いに尊重しあい多様な価値観や感性を受け入れるなかで、それぞれの学びが広がり、一人ひとりの成長を実現していくことができるのです。
2 多文化共生キャンパス
- 全国・世界中から様々なボーダーを越えて仲間が共に学んでおり、大学生活のあらゆる場面で正課・課外問わず交流しています。国内学生は約半数が近畿圏外から、また国際学生は80カ国・地域の出身者がキャンパスに集い、文化や価値観の違いなどを互いに認め合いながら、新たな価値を創造しています。
3 学びあい(ピア・サポート)
- そこには活動を支援する「学生サポーター」が存在し、学生同士の学びあい(ピア・サポート)が個や組織の成長につながっています。「オリター(エンター)」制度は本学ピア・サポートの起源とも言えるもので、2回生以上の先輩が初年次小集団クラスにおいて、新入生を学習面・学生生活面から支えています。多くの学生が大学の支援も活用しながら、日常的に助け合うことを通じて主体性を体得する経験を積んでいきます。サポーターの助けを借りて学びをよりスムーズに進められた学生が、その後支援する側に立つことで、大学全体で学びあいの輪が広がっています。
4 次世代研究大学へ
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「新たな価値を創造する次世代研究大学」と「イノベーション・創発性人材を生み出す大学」を本学が将来あるべき姿として学園ビジョンに掲げ、外部資金獲得につながる成果の創出や研究拠点形成に積極的に取り組んでいます。文部科学省から助成される競争的研究資金のひとつ科学研究費助成事業では、西日本私立大学1位(全国私立大学4位)の配分額となり、全国レベルの実績を誇っています。
また、優秀で意欲のある博士課程後期課程学生に対して、研究専念支援金・研究費の支給と学際的で先端的な研究に専念できる環境を提供しながら高度専門人財としての資質の獲得を支援するなど、若手研究者の育成・支援にも力を入れています。
5 「世界のトップ2%の科学者」にランクイン
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米国スタンフォード大学とエルゼビア社による「世界のトップ2%の科学者」を特定する包括的なリスト「標準化された引用指標に基づく科学者データベース」が更新され、立命館大学から44人の教員が選出されました。このリストはScopus(文献データベース)の情報に基づき、22の研究分野と174のサブ分野で少なくとも5編以上の論文を発表している世界約500万人の科学者を対象として分析し、総被引用回数(自己引用を除く)、h-index、単著論文数、個別引用論文数などの複合的指標により評価されました。
立命館大学は、さらなるイノベーションの創出、また地球規模で生起する社会問題への対処、教育への還元などを積極的に行っていきます。
6 「2030年カーボンニュートラル・キャンパスの実現」を宣言
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国連サミットで採択された持続可能な17の目標(SDGs)に関する大学の社会貢献活動や研究活動をランク付けする「THEインパクトランキング」。過去最多の世界1,591校参加となった2023年度ランキングの中で、立命館大学は「SDG1:貧困をなくそう」で世界19位、「SDG2:飢餓をゼロに」で世界42位、「SDG13:気候変動に具体的な対策を」で世界84位、総合評価では世界201-300位となり、西日本の私立大学で最高評価を獲得しました。
立命館は、国内外の大学・企業・自治体・地域住民など様々なステークホルダーと連携し、教育・研究活動を通じて世界共通の課題であるSDGs の目標を達成すべく、学園を挙げて取組を推進しています。
7 ソーシャルコネクティッド・キャンパス構想
- 「社会共創」を通じた次世代研究大学の実現に向け、政府・自治体、産業界や地域社会、世界の大学や研究機関とも連携した社会課題の発見・解決、新しい価値の創出に向けた教育・研究を目指しています。この構想を実現するための具体的な取り組みのひとつとして、新しい学びとコミュニティの創造の拠点として、大阪いばらきキャンパスに新棟を設置しました。ソーシャルコネクティッド・キャンパス構想は、大阪いばらきキャンパスを皮切りに各キャンパスの個性に応じ、全学的な取り組みへと発展させていきます。また、次世代研究大学としての「社会共創」の実現に向けて、確かな発想力・発信力・表現力を育み、新しい価値を生み出すイノベーション・創発性人材の育成を目指します。
8 映像学部・情報理工学部が大阪へ移転
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2024年4月、AI やIoT、デジタルテクノロジーや感性、創造性といった共通軸を持つ映像学部と情報理工学部が大阪いばらきキャンパスに移転しました。
キャンパス内に新たに誕生したH 棟は、リアルとバーチャルが融合するクリエイティブな機能が備わった新しい学び舎となります。ここでは、地域社会の多様な人々や企業との関わりなどを通じ、従来の学びの枠を超えた知的創造の場を提供していきます。この新展開を機に、京都の衣笠キャンパス、滋賀のびわこ・くさつキャンパスでも新たなキャンパス創造を推し進め、立命館大学全体の教育・研究の発展を目指します。
9 多様なニーズに応える支援制度や環境整備
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学生の様々な挑戦をサポートする制度や環境を整え、学生の成長のための自由な挑戦を支援しています。
留学制度では、短期から中長期までさまざまなプログラムを用意し、世界レベルの大学の研究・教育に触れる機会を提供しています。
また奨学金や助成制度も充実させ、学修・留学・課外自主活動など、経済的理由で未来の可能性をあきらめることのないよう、支援する制度を設けています。キャリア支援では、学生一人ひとりの希望進路にあった多様なキャリア支援プログラムや企画を提供しているほか、難関試験や資格取得のための対策講座なども充実させています。
また、これらの学びや活動をスムーズに行えるよう、Wi-Fi や電源コンセントの増設、オンラインミーティングや面接などに対応した個室ブースの設置など、情報環境の整備にも努めています。
今後も常に時代やニーズに応じた制度・環境を整え、学生が高い志をもって社会に飛び立てるよう支援していきます。