大学・学部紹介
卒業生インタビュー


2020年、総合心理学部に入学。授業を通じて家庭裁判所調査官という仕事を知る。心理学を活かすことができ、人生の重要な局面にある子どもや家庭と深く関われる職業として魅力を感じ、採用試験を受ける。2024年、大阪家庭裁判所に家庭裁判所調査官補として採用される。今後は、離婚調停や成年後見などの家事事件などを担当する予定。
心理学で一人ひとりの未来を支える
柔軟で思いやりのある家庭裁判所調査官に。
心理学を活かせる仕事として、家庭裁判所調査官を志望しました。現在は、2年間の養成課程の中の実務修習として、主に少年事件を担当しています。20歳未満の少年が関わる非行について、面接などの調査を通じ、非行に至った背景や再犯のリスクを分析して裁判官に報告する仕事です。人生の重要な局面にある少年や保護者と深く関わるため、やりがい以上に責任の大きさも感じています。心の底にあるものを引き出すために、心理学の知識は不可欠ですが、大学での他者と協働した経験や、自分の考えを言語化する力が活かされていると思います。とりわけグループワークでの経験が、事件に関する同僚や上司との討議に役立っていると実感しています。今後の目標は、事件当事者に合わせて柔軟に対応できる調査官になることです。一人ひとりの背景に思いを巡らせつつ、伝え方や接し方に工夫を凝らしていきたいと考えています。
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