大学・学部紹介
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卒業生インタビュー

2011年入学。2013年、アルゼンチン・ラプラタ国立大学に留学。長年の「国際的なフィールドで働きたい」という思いと、大学入学後、途上国への渡航や中進国であるアルゼンチンへの留学を経て芽生えた「途上国問題に直接関わりたい」という志を叶えるべく、独立行政法人国際協力機構へ。
一人の日本人としてできることは何か
目指すのはグローバルに活躍する国際協力のプロフェッショナル
幼い頃から海外に渡航する機会が多くあり、夢は国際的なフィールドで仕事をすることでした。大学入学後、途上国への渡航や中進国への留学を経て、途上国問題に直接的に関われる仕事に魅力を感じ始めました。途上国が抱える問題は一国の問題だけでなく、国際社会が力を合わせて取り組むべき問題であり、一人の日本人として何ができるかと考えたときに、日本の国際協力を一元的に担っている国際協力機構(JICA)で働きたいと考え入構を決めました。
現在は、グアテマラ、パナマ、エルサルバドルの国担当として、政府を相手に国の開発に資するプロジェクト全般の調整・監理を行っています。自分の担当国が抱える諸問題を勘案しながら、事業効果を最大限発現させるために多くの関係者を巻き込みつつベストな策を練ること、また皆の思惑を束ね、同じ方向に進むよう調整することを日々意識しながら業務に取り組んでいます。今後は現地での駐在経験を積み、途上国のニーズを汲み取る力を高めることが目標です。さらには、自分のことばで「今の国際協力の在り方」を語れる国際協力のプロフェッショナルとして活躍していきたいです。
途上国の人々が描く未来とは?
その実現に向けた「一歩」を踏み出す業務
大学3回生時に留学したアルゼンチンでは、中進国や周辺の途上国のおかれている状況を自身の目で見て感じました。また現地でのフィールド調査を通じて人々の声を吸い上げるコミュニケーション能力を身に付けることができました。現在担っている業務は多岐にわたりますが、目の前の仕事だけにとらわれず、成果を届ける相手を想いながら取り組めるのは、留学時に現場の声を聴き、現場を感じた経験があったからこそ。途上国の人々が描く未来がどういったものかを想像し、また理解し、自分の仕事がその実現への一歩となるよう常に意識しています。
国際関係学部での学びすべてが活きている
立命館大学の国際関係学部では、国際社会における日本の立場、また諸外国との関係を俯瞰的に学ぶだけではなく、政治、経済、文化といった多面的な視点から一国または外交関係を学ぶことができます。担当国の課題分野(農業・保健・教育等)や経済・政治・文化といった情勢を全般的に把握する必要がある今の自身の業務において、学部での学びは非常に活きていると感じています。
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