大学・学部紹介
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卒業生インタビュー

生命科学部の1期生。学部、研究科とも酵素工学研究室で発酵について研究し、6年間フットサルサークルで活動した。「フルーチェ」「ウコンの力」などで新市場を開拓してきた企業風土、挑戦できる環境が魅力でハウス食品に入社。千葉研究センターの開発一部にて、家庭向けのレトルト製品の開発に取り組む。
食を通じて人々に笑顔や感動を与えたい
将来は企画・開発から営業までを一貫できるように
もともと食に興味があり、ものづくりを通じて人に笑顔や感動を与えたいと考えていたためハウス食品を選びました。就職活動中に関わった先輩社員の方々がとてもあたたかく、自分の力を発揮できると感じたことも決め手となりました。現在は家庭用レトルト食品の開発に携わり、企画部門からの提案を具現化していく仕事を担当しています。ただ新しいアイデアを形にするだけでなく、既存の製品をよりおいしく改良したり、製品の品質を向上させていく仕事などもあります。今は開発に携わって4年目で、様々なことにチャレンジしています。将来は自分が企画した製品を自分で開発して、生産、営業まで一貫して行えるようになりたいと思っています。そのために、企画・製造・販売・宣伝といった他の部署とも積極的に交流を図り、新しい市場を開拓できるような商品を生み出すため日々奮闘しています。
身近な日本の食に関わる研究テーマを
長期的にマイペースに研究
学生時代は、ヨーグルトの上澄み液として知られるホエーを発酵させて、酢を醸造するというテーマで研究を行っていました。簡単に実現できるテーマではないので、これまで学んできた基礎知識を活かしながら、腰を据えてじっくりマイペースに研究に取り組めていたと思います。研究室で日々繰り返し行い培った自ら仮説・計画を立て、周りを納得させられるような材料を集め、研究開発を進めていくというスタイルや、微生物に関する知識や実験操作に関わる考え方などは、現在の仕事に十分活かされていると感じています。学生時代は菌を利用(培養)する立場でしたが、今はレトルト殺菌で菌を敵として扱う立場になってしまい少し複雑ですが…。
自由な校風の中で多様な経験を得た学生時代
多くの関わりが新たなアイディアの源となる
自由であることが立命館大学の魅力だと思います。私自身、研究だけではなくアルバイトやサークル活動などいろいろな経験をすることができました。現在仕事をする中で感じることは、新しい製品を作るには、様々な部署の関わりが必要不可欠であるということです。その関わりの中で、自分の長所を認識して伸ばし、そして自分の考えを伝えていくことによって新しい市場を開拓できるような商品を生みだすことができると考えています。自由な校風の中で自分の強みを伸ばした学生時代の経験が、現在の仕事に対する意欲の支えになっています。
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