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卒業生インタビュー

Profile

大分県庁(福祉保健部 こども未来課)
政策科学部 2013年卒業

2009年入学。東日本大震災発生の半年後、ボランティアセンターの企画で、被災住宅の片付けや仮設住宅のコミュニティ形成支援などに従事。より幅広い分野での社会貢献を志し、2013年に大分県庁入庁。会計管理局会計課などを経て、庁内公募制度により、2017年よりこども未来課に所属。

大分県を「保育の先進県」へ
自分の頭で考えて行動する

所属する「こども未来課」は「子育て満足度日本一」を目指し、「出会い→出産→子育て」の切れ目ない支援を行うことを目的として創設された部署です。現在担当しているのは保育所、認定こども園、幼稚園などの運営費交付と運営指導、加えて待機児童対策に関する仕事です。
保育所等の運営費は利用者負担と公費でまかなわれており、事業所への対応に加えて、国や市との協議も必要です。特に国に関しては施設類型(保育所、認定こども園、幼稚園)により所管(厚労省・内閣府・文科省)が分かれているため、それぞれの省庁とのやり取りが必要となります。待機児童対策としては保育所等の整備、保育士の確保などに尽力していますが、県内の待機児童解消には至っていません。同様の課題は多くの自治体でも抱えており、全国的な課題となっています。そこで、全国に先駆けて先進的な取り組みが大分県でできれば、他地域へも波及して社会全体に対する大きな貢献となります。そのため「前例踏襲」に陥りがちな安易な業務推進をさけ、なぜこの仕事が必要なのか、その業務目的を達成するためにもっとよい方法はないか、と常に考えて行動しています。

「自分も何かの役に立ちたい!」
震災のボランティア活動で得たもの

東日本大震災による地震・津波による甚大な被害に衝撃を受け、「自分も何かの役に立ちたい!」と思ったとき、「ボランティアセンター」の企画を知り、被災した住宅の片付けや仮設住宅のコミュニティ形成支援のボランティアに参加しました。現地の方々とお話する中で自分の非力さを痛感したこと、それを受けて自分たちに出来ることは何か、どんなことが求められているのかを真剣に考え、行動したことが大学生活で一番印象深い経験です。その経験から学んだことは、今の自分にも繋がっています。また、現地から戻ってからは学生による震災支援活動情報ネットワーク「311+Rnet」に所属し、復興支援活動に取り組みました。その中で出会った友人とは今でも交流があり、大切な存在です。

「やりたい!」をサポートしてくれる体制

「公務員になる!」と決めたときには、大学で「公務員講座」を受講したり自習室を利用したりして、効率よく勉強することが出来ました。面接や集団討論の準備の際には、公務員担当の職員の方々の協力を得て「自主ゼミナール」を立ち上げるなど、合格を目指す仲間同士で切磋琢磨する環境を整えることが出来ました。ボランティア活動や就職に関しても「やりたい!」をサポートしてくれる体制が整っていることは立命館の大きな魅力だと思います。

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