大学・学部紹介
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卒業生インタビュー
2016年、薬学部創薬科学科入学。2020年、薬学研究科に進学。生体分析化学研究室では研究を行いながら、TAとして1回生の「分析化学実習」のサポートにも従事した。薬学と化学、両方の知識を活かせる場で働きたいと考え、試薬メーカーを志望。2022年、遺伝子治療に関わる製品の開発に注力するタカラバイオ株式会社に入社。
プロフェッショナルと呼ばれる
得意分野を見いだしたい
現在は遺伝子治療に関わる製品製造の充填・包装工程や、製造手順書の作成・改良を担当しています。目標は、社内で「小松原に聞けば分かる」と言われるような分野を手に入れること。数年後には達成できるよう、様々なことに興味を持ち、分からないことがあれば先輩方に教わる、ということを繰り返しています。最近は1人でできることが増え、一部の作業でリーダーを任されるようになりました。今後もこのスタンスを貫き、プロフェッショナルを目指したいと思います。
生体分析化学研究室で得た経験を糧に
より良い結果を追求する日々
大学・大学院では、疾患に関わる生体物質であり、創薬において注目されている糖鎖の分析法を確立するべく様々な分析条件を検討し、より迅速で高感度な分析法を模索しました。学会や修士論文の執筆に向けて実験に明け暮れていたことが、思い出に残っています。社会人になって感じているのは、どのような仕事も、こうした研究活動と同様に試行錯誤の連続であるということです。より良い結果を求めて改良を重ねる過程で、研究室での経験が活きていると感じます。
幅広い研究室がそろい
将来の選択肢が広げられる
薬学部には多様な研究室があり、それぞれが特定の分野に特化しています。そうした環境があるからこその卒業後の選択肢の多さが魅力の一つ。研究室で取り組んだテーマに関連した仕事に就く人もいれば、研究室での経験を活かして新たな分野に挑戦する人もいます。大学に残って研究を深めるという選択をした友人もいました。大学受験はゴールではなくスタートラインだとよく言われますが、まさにその通り。将来を決めるものではなく、その選択肢を増やすためのものという観点から、大学を選んでほしいと感じます。まずは受験の一歩先、大学生活や社会人として働く日々を想像してみてください。思い描く未来の自分を指針とすることで、より良い大学選択につながるはずです。
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