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大学・学部紹介

キャンパス・学部紹介

衣笠キャンパス

法学部

法学科法政展開/司法特修/公務行政特修

現代社会に生きる法と政治を学ぶ

法学部には法曹を目指す学部というイメージがあると思います。確かに、裁判官、検察官、弁護士といった司法の領域では、法学部で学んだ人たちが活躍しています。しかし、それらは法学部生の進路の一つに過ぎません。社会の基盤を支える公務員をはじめ、企業、民間団体の職場など社会のさまざまな場面で法の知識を持った人が、その能力を発揮しています。近年ではビジネスの現場でも法の知識を持った人材がより強く求められるようになっています。
法学部は、設立以来、歴史と伝統を積み重ねる中で常に社会・市民との接点を意識し、法の知識を学ぶとともに、バランス感覚を磨き、弱者の立場で社会正義を追求する姿勢も大切に守ってきました。このような伝統を継承しながら、常に社会と向き合い、時代にふさわしい法と政治を追求して、生きた知識を学んでください。

4年間の学び

2025年度から新カリキュラムになりました。

1回生

法学・政治学の楽しさを知る

「法学入門」、「政治学入門」、「基礎演習Ⅰ・Ⅱ」で大学での学び方、法学・政治学の学び方の基礎を身に付けます。「社会に生きる法」では、自身の関心・進路を明確にしていきます。

2回生
進学時

法政展開・特修選択

法学部のカリキュラムには、「法政展開」という6つの専門化プログラムと、スペシャリストを目指す2つの「特修(司法特修・公務行政特修)」があり、2回生進学時に自身の関心・進路に合わせて選択することができます。

2回生

基礎知識の定着

自身の関心・進路に合った特修・プログラムを2回生進級時に選択します。2回生春学期から始まる専門化プログラム科目や小集団科目などを通して、本格的に専門性を深めていきます。

3・
4回生

学びを究める

「法政展開」および「特修」の学修が最も深まり、広がる時期です。3回生では全員が「専門演習Ⅰ・Ⅱ」に所属して学びの専門性を高めます。4回生では、 4年間の学びの集大成として「卒業研究」において卒業論文の執筆に取り組みます。

カリキュラムについての詳細はこちら

PICK UP

法学部独自の海外留学プログラム

法学・政治学に関する基礎的な知識や世界観を築き、より高次の学修へつなげることを目指す海外研修です。プログラムでは、イギリスやオーストラリア、アセアン諸国の大学等を訪問し、現地の法や政治を学ぶことで専門領域に対する関心を高め、英語で情報を収集・発信できる英語運用能力の基礎を築くことを目指します(2025年度現在)。

※これらのプログラムは、現地への渡航が安全でないと判断された場合は、中止となることがあります。

プログラム・特修
法政展開

法学・政治学の基礎をしっかり鍛えたうえで、自分に合った現代社会のテーマを選ぶ。

法学・政治学は、社会で起きる紛争や利益の対立を、公正かつ公平に解決する方法を研究する学問です。国際化やボーダーレス化、IT技術の発展などにともなって社会が複雑化するに従い、ルールの持つ意味が重要性を増しています。司法の場のみならずビジネスや行政においても、新たなルールづくりが求められる場面も少なくありません。将来、法学・政治学を軸に社会に貢献したいと考える学生を対象に5つの専門化プログラムを設け、専門領域を系統的に学修できる環境を整えています。

現代社会の幅広いテーマに対応する5つの「専門化プログラム」
国際関係法
国内外の法律を学び、国際的な企業活動に必要な世界済や社会システムなどの要素を身に付けます。
ビジネス・企業法
民間企業や金融機関で必要とされる法律知識を修得し、応用可能な基本的能力を身に付けます。
生活・環境法
市民生活に発生する環境・家族をめぐる諸問題に対して、法的に対処する基本的能力を身に付けます。
刑事・人権法
国家と行政権力との間で発生する市民の人権に関わる法的問題を理解し、専門的知識を修得します。
政治・市民社会
市民社会の立場から政府や国の活動、選挙や権力の問題を学ぶとともに、マスコミが政治へ与える影響を学びます。
司法特修

早い段階から高度な専門領域を学び、法科大学院進学レベルの力をつける。

法律専門職を養成する法科大学院(ロースクール)への進学を目指す学生が主な対象です。将来の希望を同じくする学生とともに学修を進めるので、早い段階から高いレベルにまで踏み込んだ知識の修得が可能です。2回生より、法科大学院への進学に必要となる学力を身に付けられるよう、特修独自の科目を履修。法務研究科(法科大学院)専任教員が担当する科目も開講しています。また、模擬裁判を行う「訴訟法務入門演習」をはじめ、法律事務所で弁護士に仕事を学ぶ「法務実習」などの科目も充実しています。

CHECK!法学部生による模擬裁判の一部をYoutubeでご覧いただけます。立命館大学法学部模擬裁判(Youtube)

法曹進路プログラム〈法曹コース〉

法学部では、司法特修に「法曹進路プログラム」を設置しています。このプログラムは、2回生以降に登録し、法律学の基礎である7法(憲法・民法・刑法・商法・行政法・民事訴訟法・刑事訴訟法)について、より効率的・効果的に学修を進めます。このプログラムの修了により、立命館大学法科大学院、中央大学法科大学院、名古屋大学法科大学院および神戸大学法科大学院の特別選抜入試の受験資格を得ることができます。早期卒業制度を利用すれば、3年で法学部を卒業し(早期卒業)、特別選抜入試での法科大学院の合格/進学により5年間で司法試験の受験にチャレンジすることもできます。新しい情報はHPをチェックしてください。

立命館大学法学部 法曹進路プログラム(法曹コース)

公務行政特修

政治・行政の諸問題に対応できる法律の知識と政策立案能力を修得する。

将来、公務員を希望する学生が主な対象です。政策立案の領域では、2回生春学期に履修する「公務行政入門演習」で学びの土台となる基礎を固めたうえで系統的にレベルアップ。一方、キャリア実現のための取り組みとして、公務員試験合格に向けての基礎的な実力を養うことができる「公務行政学演習」および「公務行政法演習」を、2回生秋学期に受講します。市役所等で公共の仕事を体験できる科目なども設置し、実社会で活躍するための実践的な力を身に付けます。

市役所や公共機関で実務を体験。進路意識を高める「公共政策実習」

地方自治体や公共機関など公務の現場で実際の業務を体験する科目です。実習では現場が抱えている問題や、学問と行政、公共機関との関わりを学修。
また、実習先から示される街づくりの課題などにも取り組んで政策提案を行います。実習とその効果をいっそう高めるための事前・事後の研修、さらに実習での発見や考察を自治体の職員と住民に対して発表する機会や実習報告会も設けて、プレゼンテーション能力の向上を図ります。実習レポートを作成することで、課題を発展的に探究し、論述する能力も養うことができます。

関連する進路・資格・教員免許など
関連する進路・資格など 教員免許
司法試験(裁判官・検察官・弁護士)
公務員・司法書士・税理士・行政書士
不動産鑑定士・社会保険労務士 など
中学校教諭一種(社会)
高等学校教諭一種
(地理歴史・公民)
進路就職状況

法的思考力を活かし、多様な民間企業や公務員、法曹界で活躍。

卒業生は、法律の知識を活かし、幅広い分野に就職しています。
また、13.0%の学生は大学院などへ進学し、より高度な専門知識を修得し社会で活躍しています。

[2023年度卒業生 業種別進路決定状況]
  • ◎円グラフの数値は小数点以下第二位を四捨五入により算出。
  • ◎ 進学率={進学者/(就職者+進学者)}。ただし、進学者には大学院だけでなくその他の進学者を含む。
  • ◎端数処理の関係で100%にならない場合があります。
[2023年度卒業生 進路・就職先一例]

関連するリンク